FIREという言葉を聞くようになってから、関連する本を何冊か読んでみた。どれも、「それを実践するのは難しい」と思うような内容。しかし、この本はそういう感じもなく、意外と現実的。
僕が感じ取ったこの本の感想は「現実的な生活をしましょう」ということ。収入が上がったり、一時的にお金が増えると、ついつい贅沢をしてしまいがち。たまの贅沢はいいけども、将来のことを見据えて、貯蓄も大事。その貯まったお金を投資にまわしましょうということ。
収入のいくらかは投資にまわすことで、お金は増えていく。ついつい買ってしまう、そのコーヒー。ついつい寄ってしまうコンビニ。ついつい手が伸びてしまう贅沢品。それらを投資に回すことで、将来の安心？ に繋がるのかもしれない。
でも、そのためには勉強は欠かせない。お金が貯まったからと言って、無闇にやってしまうと増えるはずのものが増えない。投資方法は無数にある。でも、調べておかないた高い手数料が取られたり、暴落したり損してしまう。
投資をしたからとって将来の安全が約束されるわけではない。かといって、仕事を続けていたって将来の保障はない。結局は自らを高めるために、新しい知識や技術を手にするために、勉強は欠かせないということ。
とは言え、投資に踏み切るには不安があるから、まずは自分が日頃使っているお金を見てみよう。無駄なものから削っていこう。節約できることだってあるはずだから、そういうところを見直していこう。
そういった気付きが得られた本であった。
