タグ「気象・海洋」 一覧

積乱雲 ー都市型豪雨はなぜ発生する?ー

大好きな積乱雲を観測し続けて30年の著者が解説する極端気象の第3弾! 雲の中でも激しい雷雨や雹を降らせる積乱雲は特殊です。あのモクモクの中ではどんなことが起こっているのでしょうか? 本書は、積乱雲の発生から内部構造、組織化といった積乱雲の特徴をまとめました。また、近年増加傾向にある豪雨災害について、具体的な事例をもとに豪雨のメカニズムから身の守り方までを解説します。 ■小林先生が動画で紹介 ●その1 ●その2 ●その3 【はじめに】 豪雨をもたらす積乱雲、竜巻をもたらす積乱雲、落雷をもたらす積乱雲、雹(ひょう)をもたらす積乱雲、積乱雲はさまざまな顔を持っています。空に浮かんでいる雲は、水蒸気が凝結して水滴(雲粒)になるという水の相変化に過ぎませんが、積乱雲の中には、雲粒、過冷却水滴、氷晶、雪片、霰(あられ)、雹、雨滴とさまざまな粒子が存在してお……

60歳からの夏山の天気 気象ブックス042

「山の天気は変わりやすい」とよく言われるほど平野部と山岳部では天気が違う。本書は、山ならではの天気の特徴や、あらかじめ知っておきたい天気予報の知識、登山者の中には重宝している人も多い「高層天気図」のみかた、さらには実際に起こった事故事例をもとに登山中の天気の急変を察知する方法などについて、登山が大好きな気象の専門家たちの意見を交えながら解説。天気だけでなく山登りに必要な情報収集や心構え、登山に最適な夏山の魅力についても紹介。 【はじめに】より 「山登りをしよう」 近年、登山は娯楽の一つとして、以前にも増して多くの方々から親しまれるようになりました。都会の喧騒を忘れてリフレッシュする社会人や、友人との思い出作りをする学生たち、中には、健康のために習慣にしているという年配の方まで、老若男女を問わず年間約840万人(2016年現在)もの登山者が全国の山を訪れています。「山登りをしよ……

ダウンバースト 発見・メカニズム・予測

あなたは「ダウンバースト」を知っていますか? 建造物を破壊したり、航空機を墜落させたりするほどのパワーをもつダウンバーストは竜巻同様ある特別な積乱雲による現象です。その雲の正体は? 遭遇したらどうやって身を守るのでしょう? 大好きな積乱雲を観測し続けて30年。竜巻研究の第一人者である著者が解説する極端気象の第2弾! 【はじめに】 竜巻とダウンバーストは、ともに積乱雲に伴う激しい大気現象ですが、「ダウンバースト」という言葉は聞きなれない人が多いと思います。竜巻は珍しい大気現象として太古の昔から人々は認識していました。一方、積乱雲からの降水や下降気流は良く知られた構造ですが、構造物を破壊したり、航空機を墜落させるほどの風速を持つ下降流の存在はつい最近まで知られていませんでした。竜巻が?非日常?的な現象なのに対して、下降流は?日常?的な現象であったがために逆に気づかれなかったのかもしれま……

雪と雷の世界−雨冠の気象の科学2− 気象ブックス028

気象学の専門家が、私たちにとって身近な気象現象である雪と雷について一般向けに語った本。雲、霧、雨、雪、雷などといった気象現象は,専門的には雲物理学という学問分野に含まれるものですが、著者はこれを一般向けにも分かりやすいように「雨冠の気象学」と呼んでいます。本書を読めば一見全く異なる現象のように見える雪と雷も、実は深いつながりがあることが分かってきます。  雪の話では、結晶の観察から、雪の博士・中谷宇吉郎の人工雪の実験、降雪と交通事故災害、北海道や日本海沿岸、北極・南極といった極地での降雪現象の観測を中心にまとめられています。さらに、従来あまり注目されることのなかった、露(つゆ)、霜(しも)、霰(あられ)、雹(ひょう)、霙(みぞれ)といった現象も詳しく紹介しているのが特徴です。  雷では、その発生機構に始まり、積乱雲からの宇宙空間への放電現象など、技術の進歩により観測されるようになった、……

日本海の気象と降雪 気象ブックス025

本書は、元気象庁長官である著者が、これまでの研究・経験をもとに、日本海の降雪という現象を多くの人に理解してもらおうと執筆したものです。 冬季季節風、日本海上の気団変質から雪と人との関わり、気象予報と降雪の関係、温暖化が降雪にもたらす影響まで、日本海の降雪にまつわる全体像がわかりやすくまとめられています。さらに、降雪という現象を理解するために必要な気象学の基礎の説明にも多くのページが割かれており、気象に関する知識を多くの人に広めようという著者の思いが込められています。読み進めることで気象という科学の全体像を理解していくことができるでしょう。  日本海側に住んでいる人、実際に雪に接している人はもちろん、気象や科学に興味のあるすべての人におすすめの一冊です。 【まえがき】より  日本列島、東ユーラシア大陸、および朝鮮半島に囲まれた海を日本海とよぶ。私達は日本海から何を連想するだろう……

雲の世界−THE WORLD OF THE CLOUDS−

季節や気象条件によって変化する多種多様な表情を地上・空撮・衛星写真等、様々な角度から260枚もの写真に収めた1冊。 目次 1.雲の世界は千差万別  はじめに  雲の発生  雲の分類-十種雲級-  雲を規定するパラメーター  雲形と雲粒の形状  雲と気候変動 2.雲の分類  巻雲  巻積雲  巻層雲  高積雲  高層雲  乱層雲  層積雲  層雲  積雲  積乱雲 3.雲の組み合わせ  積雲と層積雲  巻雲と積雲  積雲と高層雲  巻雲と積雲  高層雲,層積雲と積雲  巻雲と積雲  高積雲と雄大積雲など 4.空の色と雲の色  青空と夕焼けの空  虹  かさ現象-光の回折  光冠  水平環  天頂環  幻日  太陽柱  彩雲 5.珍しい雲  乳房雲  レンズ雲  御光  くらげ雲  環八雲……

空撮 世界の雲の風景

航空機に乗ったことのある人ならば、窓から地図と同じ地形が見えることに改めて感心した経験があるのではないのでしょうか? そんなとき雲は邪魔者のようですが、決してそうではありません。雲があり、そして地上の姿が見えることによって自分が空を飛んでいることが実感できるのです。 本書は、作者が世界の空で撮り集めた雲の作品集です。雲間から見える美しい世界の風景を眺めながら、鳥になった気分を味わってください。 【目次】 日 本 ヨーロッパ アフリカ 北アメリカ 南アメリカ 東南アジア 中国・カラコルム・ヒマラヤ 撮影についてのメモ あとがき 参考文献 【著者からの言葉】 1957年夏以来、飛行回数は660回を超えているが、定期便によるフライトだけでは満足できず、チャーター機でマッターホルンやエベレストをはじめ、世界中の主な山岳地のほとんどを撮影している。 既に航空山岳……

雨の科学−雲をつかむ話− 気象ブックス015

気象の身近な関心事「雨と雲」の教養書。雨粒から地球規模までさまざまな空間スケールで雨をとらえ、自然環境に大切な現象の仕組を学ぶ。 【まえがき】より 雲が空をふわふわと漂いながら、その形を様々に変えていく様を見て、日本では昔から、物事が漠然としてとらえどころがないことの例えとして、「雲をつかむような話」と言ってきました。また、青空が見えていた空に黒い雲が現れ、見る間に空一面を覆うようになり、激しい雨が降ってくることもあり、変化が激しいことを、「雲となり、雨となる」と言ってきました。 雨は日常見慣れた現象です。そして、お天気雨という言葉はあるものの、誰もが雲から雨が降ってくることをよく知っています。しかし、子供達に、「空からどうしてあんなに雨が降ってくるの?」、「どうして雨は滝のようにつながって落ちてこないで、粒になって落ちてくるの?」、「どうして暑い夏に、雨でなくて、氷でできている……

雲と霧と雨の世界−雨冠の気象の科学1− 気象ブックス021

 環境問題として挙げられるものは、温暖化のほかに、オゾンホールや酸性雨などがありますが、本書によればそのどれもが雲や雨と深く関わっているといいます。本書は、地球をめぐるさまざまな形の「水」のうち、雲・霧・雨といった主に液体の状態の水をテーマにしたものです。  近年雲は、温暖化との関連で注目を集めています。著者によると、雲は地球を保温も冷却もしており、雲の増減が、今後の地球温暖化予測の鍵を握っているということです。  霧に関しては本書の約半分の分量を使って書かれています。第二次世界大戦中から続く霧研究の歴史からはじまり、霧の人工消散実験などを紹介しています。霧をこれだけまとまって扱ったものは過去に例がなく、霧研究の集大成ともいえる内容であり、本書の大きな特徴です。  このほか、人工降雨の手法としても用いられる、雲の併合による降雨の増幅効果のメカニズムや、最近の都市型豪雨などの話題にも触……
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