LNGの計量ー船上計量から熱量計算までー


978-4-425-32161-2
著者名:春田三郎 著
ISBN:978-4-425-32161-2
発行年月日:2019/6/28
サイズ/頁数:A4判 128頁
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LNGの輸入量は増加の一途を辿り、現在では年間8,000万トンに達する。近年では、輸出国及び輸入国の増加に伴い、国際的な貿易量も増加している。主要エネルギーとしての需要はもちろん、海洋環境保護のためのSOx 排出削減を目的としたLNG 燃料の船舶なども出現しており、船舶燃料としてのLNG 利用の拡大も見込まれている。このLNGは伝統的にMMBTU(100万英国熱量単位)を単位とする熱量で取引される。LNG船1船分の熱量は、売買契約書に基づいて荷役の都度実施される船上計量、サンプリング及び組成分析により確定するが、1回の計量における0.1 %の差異は数百万円に相当し、長期にわたる取引では契約内容や実施手順の違いから累積的な機会収益または機会損失が生じ得る。
本書は一般的な売買契約の内容や関連規格を参照しながら、LNGの計量に関する作業及びそれに付随する要求事項等を、技術及び契約の両面から包括的に解説するものであり、関係者ならびに実務者にとって、価値ある実務書である。

【目次】
1. 船上計量
 1.1 液位計測
  1.1.1 計測手順
  1.1.2 レベル計の選択
  1.1.3 液位に対する修正
  1.1.4 静電容量式レベル計及びレーダー式レベル計による液位計測
  1.1.5 フロート式レベル計による液位計測
 1.2 温度計測
  1.2.1 計測手順
  1.2.2 温度検出部の選択
  1.2.3 温度の判定
  1.2.4 平均温度の算出
 1.3 圧力計測
  1.3.1 計測手順
  1.3.2 平均ガス圧力の算出
 1.4 トリム・リスト計測
  1.4.1 傾斜計によるトリム及びリストの決定
  1.4.2 ドラフトマークの読み取りによるトリム及びリストの決定
 1.5 移送された液容積の決定
  1.5.1 液容積に対する温度修正
  1.5.2 積荷または揚荷されたLNGの液容積
  1.5.3 荷役中に船内で消費されたガスの計量

2. 船上計量機器及びタンク容量表
 2.1 レベル計
  2.1.1 レベル計の要件
  2.1.2 静電容量式レベル計
  2.1.3 レーダー式レベル計
  2.1.4 フロート式レベル計
  2.1.5 その他のレベル計?
 2.2 温度計
  2.2.1 温度計の要件
  2.2.2 温度計の構造と原理
  2.2.3 温度計の精度
 2.3 圧力計
  2.3.1 圧力計の要件
  2.3.2 圧力計の原理と構造?
  2.3.3 圧力計の精度
 2.4 傾斜計
  2.4.1 傾斜計の要件
  2.4.2 傾斜計の原理と構造
  2.4.3 傾斜計の精度
 2.5 タンク容量表
  2.5.1 タンク計測
  2.5.2 タンク容量表の内容

3. サンプリング
 3.1 サンプリング期間
 3.2 サンプリングの流れ
  3.2.1 液サンプルの採取
  3.2.2 液サンプルの気化
  3.2.3 サンプルガスの流量調整
  3.2.4 サンプルガスの集積
  3.2.5 分析用サンプル容器への充填

4. 分析
 4.1 分析に使用されるガス
  4.1.1 混合標準ガス
  4.1.2 キャリヤーガス
 4.2 ガスクロマトグラフの構造
  4.2.1 導入部
  4.2.2 カラム
  4.2.3 検出器?
  4.2.4 データ処理部
 4.3 混合標準ガスの分析
  4.3.1 混合標準ガスの分析の繰り返し性の評価
  4.3.2 感度係数の決定
 4.4 サンプルガスの分析
  4.4.1 サンプルガスの分析の繰り返し性の評価
  4.4.2 サンプルガス中の各成分のモル分率の決定
  4.4.3 ヘキサン以上の成分のモル分率の算出
 4.5 不純物の分析

5. 熱量計算
 5.1 関連用語
 5.2 引き渡された熱量
  5.2.1 移送された液とリターンガスの容積
  5.2.2 液密度
  5.2.3 液の単位質量当たり発熱量
  5.2.4 移送された液の熱量
  5.2.5 リターンガスの熱量
  5.2.6 換算係数
  5.2.7 引き渡された熱量
  5.2.8 船上計量及び分析の結果が引き渡された熱量に及ぼす影響
 5.3 引き渡されたLNGの質量
 5.4 荷役中に船内で消費されたガスの熱量
 5.5 気化したLNGの単位容積当たり発熱量
  5.5.1 理想気体の単位容積当たり発熱量
  5.5.2 実在気体の単位容積当たり発熱量
 5.6 ウォッベ指数
  5.6.1 理想気体のウォッベ指数
  5.6.2 実在気体のウォッベ指数

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