東日本大震災 そのとき海上保安官は


978-4-425-95470-4
著者名:(財)海上保安協会 編著/海上保安庁 協力
ISBN:978-4-425-95470-4
発行年月日:2012/3/2
サイズ/頁数:B5判 96頁
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【東日本大震災対応10ヵ月の記録】  昨年3月11日の大震災発生から今年1月11日までの10ヵ月に海上保安庁が投入した巡視船艇は1万1634隻、航空機3628機、特殊救難隊員1256人、機動救難士826人、機動防除隊は410人(いずれも延べ人数)。
 漂流船艇や孤立家屋などから救助したのは360人(ヘリコプターによる吊り上げ279人、巡視艇など81人)。行方不明者捜索では391遺体を揚収。うち潜水捜索にには延べ5266人の潜水士などを投入、延べ936回(891ヵ所)で潜水し50体を揚収した。漂流船は506隻を発見して生存者の有無を確認、使用可能な85隻を曳航し、うち83隻を所有者らに引き渡した。
 航路啓開では障害物を除去後に海洋情報部測量船が水路測量し、仙台塩釜港など11の拠点港全てを3月中に一部供用開始することができた。
 同庁の職員1人が行方不明になった(後に死亡認定)ほか十数人が家族を失った。航空機計8機が被災し、宮城保安部巡視船「くりこま」が漂流し座礁(12月末に復帰)。航路標識は156基が被災した(本復旧87基、仮・応急復旧62基、未復旧7基)。釜石保安部、石巻、気仙沼、宮古保安署、仙台航空基地、保安学校宮城分校の庁舎が損壊し、仮庁舎などで業務をしている。



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