機関科一・二・三級 口述試験の突破【4訂版】


978-4-425-05806-8
著者名:坪 平八郎 著
ISBN:978-4-425-05806-8
発行年月日:2020/2/18
サイズ/頁数:A5判 352頁
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海技試験における口述試験に対して完璧な受験に備えられるよう詳細かつ系統的に構成した対策本。内容を改めた改訂版。

【はしがき】
船舶に技術革新がもたらされて50余年が経過した。
その間に船舶運航上必要な装備,機器が改良開発されただけでなく, SOLAS(海上における人命の安全のための国際条約),船舶運航の場である海洋環境に対する規制としてのMARPOL(海洋汚染防止に関する国際条約),ついで船員の海技資格に関する制度としてのSTCW(船員の訓練及び資格証明並びに当直の基準に関する国際条約)等の国際条約が相次いで発効し,ついには船員制度の近代化対応も混乗化による専門分化を余儀なくされるという事態に及んでいるのが今日の海運界の現状で,船員をとりまく状況は目まぐるしく様変わりをし,厳しいものとなっている。
特に,船員自身にとって最も影響の大きいSTCW 国際条約は,昭和57年5 月にわが国でも批准され,昭和58年4 月30日に施行された。これを受けて船員の資格に関する扱いは3 年間の経過措置があって,甲種機関科免状(長,一等,二等)といわれたものが,昭和61年5 月からはすべて新呼称の海技士(機関)一級,二級,三級に一本化された。さらに,1995年改正STCW 条約に合わせて,平成11年4 月,学科試験科目細目が変更された。
本書は,平成11年に変更された学科試験科目細目に合わせて全面的に内容を見直し,前回,関係法令の改正,平成13年1 月の中央省庁改編に伴う名称変更等を修正して改訂したが,今回,一級,二級,三級のレベルを明示して受験者が活用しやすくし,さらに,最近の予想される口述試験問題を新たに追加して改訂したものである。
それぞれの海技士(機関)免状を取得しようとする受験者諸氏が,本書を十分活用することによって,海技試験に合格されることを切に期待したい。

2019年12月
著者しる

【目次】
1 基礎的な知識

  1.1 力学
  1.2 熱及び熱力学
  1.3 材料力
  1.4 金属材料

2 ディーゼル機関とその関連装置
  2.1 運転準備
  2.2 運転
  2.3 停止
  2.4 シリンダヘッド
  2.5 シリンダ
  2.6 ピストン
  2.7 ピストンリング
  2.8 クランク軸
  2.9 主軸受
  2.10 クランクピン軸受
  2.11 吸排気系統
  2.12 過給機
  2.13 動弁装置
  2.14 燃料系統
  2.15 潤滑油系統
  2.16 空気系統
  2.17 冷却水系統
  2.18 その他

3 蒸気タービンとその関連装置
  3.1 蒸気タービンの運転
  3.2 蒸気タービンプラントの構成
  3.3 蒸気タービンの保守及び整備
  3.4 蒸気タービンの異常と損傷

4 ガスタービン

5 軸系及びプロペラ

  5.1 軸系関係
  5.2 プロペラ関係

6 ボイラ及びその関連装置
  6.1 重油だき水管ボイラの気醸
  6.2 通風と燃焼及びその関連装置
  6.3 ボイラ付属装置の取扱い
  6.4 給水とその関連装置
  6.5 異常事態の発生とその取扱い
  6.6 ボイラの取扱い上の一般事項

7 補機
  7.1 ポンプ及びその関連装置
  7.2 空気圧縮機,熱交換器,油清浄機
  7.3 冷凍装置及び空気調和装置
  7.4 油水分離器,スラッジタンク,廃油焼却炉
  7.5 造水装置,海洋生物付着防止装置,タンク等
  7.6 操舵装置,ウインチ,クレーン

8 電気機器とその関連装置
  8.1 発電機及び電動機の取扱い
  8.  電気機器関連装置の取扱い

9 燃料油,潤滑油
  9.1 燃料油
  9.2 潤滑油

10 自動制御関係
 10.1 自動制御
 10.2 自動制御装置

11 実務及び服務要領
 11.1 当直機関士としての服務要領
 11.2 M0運転管理
 11.3 STCW条約に関連して
 11.4 海 難
 11.5 一般的な安全管理及び防火防水設備等
 11.6 燃料油及び潤滑油に関する作業
 11.7 船内応急工作
 11.8 備品,消耗品の購入及び管理
 11.9 船内安全衛生

12 海事法規
 12.1 機関関係法規等について
 12.2 船舶による環境の汚染の防止
 12.3 海洋環境の汚染防止のために遵守すべき規則

13 検査,機関艤装,修繕及び工作関係
 13.1 検査関係
 13.2 機関艤装
 13.3 修繕及び工作関係

付 録
 1 海技士国家試験・受験と免許の手引
 2 地方運輸局,運輸支局,海事事務所住所一覧
 3 船舶職員及び小型船舶操縦者法施行令乗組み基準(抜粋)

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