船舶運用学のABC


978-4-425-46003-8
著者名:和田 忠 著
ISBN:978-4-425-46003-8
発行年月日:2008/6/28
サイズ/頁数:A5判 262頁
在庫状況:品切れ
価格¥3,740円(税込)
品切れ
2・3級海技士(航海)受験者のために、船舶運用学全般に関する知識について、最近の出題傾向に沿って整理・解説。教科書として最適。

【はじめに】より  本書は2・3級海技士(航海)の受験者を念頭におき、船舶運用学に関する知識について、過去に出題された問題をもとに要約・整理したものである。
 船舶乗組員(船長・航海士)として知っておかなければならない船舶運用学の基礎を、図面による説明とあわせて極力箇条書きに要約し、体系的に修得できるように心掛けた。索引は、日本語化されている英語の専門用語も多くとり入れて最近の出題傾向に沿うように配所した。
 本書によって得られた基礎・基本をもとに積み重ねられた経験が安全航海や安全創業に役立つことも切に祈念しているしだいである。このように、本書が船舶運用学の修得の一助となれば幸いである。また、筆者の浅学未熟による不備な点については、諸先輩、読者諸兄のご指摘を期待しているところである。
 本書の執筆にあたり、多くの方々から貴重なご助言をいただいた。深甚の敬意と共に感謝に意を表したい。

【目次】
第1章 船体構造および要目
 第1節 船体各部の名称と構造
   1.キール
   2.船尾骨材
   3.舵
   4.単底構造
   5.二重底構造
   6.フレーム
   7.ビーム
   8.ピラー、ビームライナー、甲板下ガーダ
   9.外板およびブルワーク
   10.甲板
   11.隔壁
   12.タンクその他
   13.その他各部の名称と構造
 第2節 船の強さ
   1.縦強度
   2.横強度
   3.局部強さ
   4.船体構造の様式と特質
 第3節 船体の主要寸法と外形
   1.主要寸法
   2.船体の外形
 第4節 船舶のトン数
   1.容積トン数
   2.重要トン数
   3.運河トン数
     〔練習問題〕

第2章 船舶の艤装および主な設備  第1節 船体の艤装
 第2節 錨および錨鎖
   1.錨
   2.錨の各部名称
   3.錨の種類
   4.錨鎖
   5.錨鎖機および錨鎖の取扱い
 第3節 操舵設備
   1.操舵設備の構成
   2.操舵機
 第4節 防火設備および保安応急
   1.船舶における火災の原因と予防対策
   2.船内消防設備
   3.船舶火災の危険性と延焼防止処置
   4.防火部署および防火訓練
   5.消火法
 第5節 防排水設備および保安応急
   1.浸水の原因
   2.防水設備
   3.防排水に対する未然防止対策と注意
   4.防水部署および防水操練
   5.防水法および防水作業
 第6節 救命設備および端艇降下
   1.艇
   2.進水装置
   3.乗込装置
   4.艇の降下法と注意
   5.救命艇およびその付属品の整備
   6.船用品の検査マーク

第3章 船用品  第1節 ロープ類
   1.ロープ類の撚り方
   2.ロープの種類
   3.ロープ類の強さ
   4.ロープ類の保存および取扱法
 第2節 滑車
   1.滑車の名称と大きさ
   2.滑車の種類
   3.滑車付属具の強度概算式
   4.滑車の取扱および保存法
 第3節 テークル
   1.テークルの各部名称
   2.テークルの種類と倍力
   3.応差テークル
 第4節 塗料
   1.塗料の種類
     〔練習問題〕

第4章 船体の保存設備  第1節 船体各部の保存手入
   1.船体損傷の原因
   2.船体各部の保存手入
 第2節 入渠修理
   1.ドックの種類
   2.入渠準備と作業
   3.入渠作業と注意
   4.出渠準備作業
     〔練習問題〕

第5章 船内勤務と信号法  第1節 当直および注意
   1.航海当直
   2.停泊当直
   3.日課作業
   4.航海日誌その他

 第2節 信号法
   1.用語の定義
   2.信号方法の種類
   3.旗りゅう信号
   4.発光信号
   5.音響信号
     〔練習問題〕

第6章 錨の使用法  第1節 停泊法
   1.錨泊法の種類
   2.双錨泊と単錨泊の比較
   3.錨鎖の伸出量
   4.振れ止錨の効果
 第2節 錨作業
   1.投錨作業
   2.揚錨作業
   3.検錨と揚錨困難な場合の処置
   4.からみ錨およびからみ錨鎖
 第3節 守錨法
   1.守錨鎖の処置と注意
   2.走錨の原因と認知法
   3.錨鎖切断の原因と対策
     〔練習問題〕

第7章 舵の作用  第1節 操舵号令
 第2節 舵の作用
   1.転舵による船体運動と舵面に加わる圧力
   2.舵の最大有効舵角
   3.舵圧による船体の傾斜
 第3節 旋回圏
   1.旋回圏に関する用語と大きさ
   2.旋回径と操船
     〔練習問題〕

第8章 スクリュープロペラの作用  第1節 スクリュープロペラの作用
   1.スクリュープロペラの流れ
   2.横圧力
   3.追跡流(伴流)
 第2節 操船に影響するスクリュープロペラと舵の関係
   1.一軸回り船におけるスクリュープロペラと舵の総合作用
   2.一軸回り船の特性を利用した操船例
   3.二軸船における総合作用
 第3節 操船に及ぼす外力の影響
   1.風の影響
   2.波浪の影響
   3.潮流の影響
   4.制限水路における影響
   5.船の航走による水圧、水流の影響
     〔練習問題〕

第9章 船舶の運動性能  第1節 速力
   1.速力の種類
   2.機関使用法と速力の調節
   3.速力試験
 第2節 惰力
   1.回頭惰力
   2.発動惰力
   3.停止惰力
   4.反転惰力
   5.惰力におよぼす影響
     〔練習問題〕

第10章 一般操船  第1節 埠頭係船および解らん法
   1.係船索およびその作用
   2.岸壁等に横付け係船する法
   3.岸壁等から解らん出港する法

第11章 荒天航泊法  第1節 荒天準備
   1.荒天の回避
   2.荒天準備
 第2節 荒天時の操船
   1.荒天航海
   2.洋上航行中大角度傾斜の主な原因
   3.荒天時の操船
   4.荒天運用法
   5.荒天続航に当たっての注意
 第3節 荒天停泊
   1.港内における暴風雨来襲時の処置
   2.岸壁係留の危険と処置
     〔練習問題〕

第12章 特殊操船  第1節 空船航海
   1.空船航海の危険性
   2.空船の耐航性の基準
   3.バラストの積載
 第2節 狭視界航法
   1.狭視界航行上の処置および注意
   2.狭視界操船上の注意
 第3節 狭水道航法
   1.通狭準備
   2.狭水道航過法
   3.狭水道操船上の注意
   4.河江航法
 第4節 礁海航法
   1.航法と注意
 第5節 氷間、流氷海域航法
   1.氷山、群氷の存在予知法
   2.氷間、流氷海域航海上の注意事項
   3.氷間、流氷海域の航法
     〔練習問題〕

第13章 保安および応急  第1節 乗り揚げ
   1.乗り揚げの原因と防止対策
   2.乗り揚げに対する処置
   3.引き卸し法
   4.任意乗り揚げ

 第2節 遭難線の救助法
   1.遭難船の人命救助法
   2.救命艇による救助作業
   3.救命艇の仕様不可能時の救助作業
 第3節 えい航法
   1.えい航計画ならびに準備
   2.えい航作業および注意事項
     〔練習問題〕


(海事図書)


書籍「船舶運用学のABC」を購入する

品切れ
カテゴリー:船舶(航海・機関・運用) 
本を出版したい方へ