港則法100問100答 【3訂版】


978-4-425-29065-9
著者名:海上保安庁交通部安全課 監修
ISBN:978-4-425-29065-9
発行年月日:2008/3/8
サイズ/頁数:A5判 140頁
在庫状況:品切れ
価格¥2,420円(税込)
品切れ

Amazonでの購入はこちらから

港則法の基本的事項を問答形式によりわかりやすくまとめた。立法主旨も含めて逐条的に解説。法律、政省令条文も収録。平成20年1月現在。

【慣習の辞】より  港則法は、昭和23年に施行されたが、それ以来約40年の長きにわたって、港内における船舶交通の安全及び構内の整とんの確保に貢献してきている。
 しかしながら、我が国の経済発展に伴い、掘り込み式港湾や大規模な埋立てを始め港の施設整備の進捗は著しく、これらにより船舶が大型化するとともに、港内の船舶交通のふくそうは一段と激しいものとなり、また、原油、LPG・LNG等の危険物を満載した船舶が入出するなど、港内における安全確保がより一層求められるところとなっている。さらに、近年においては、海洋空間を広大に利用する大規模プロジェクトが出現し、また、プレジャーボート等海洋性レクリエーションも活発化するなど、海域利用の形態は複雑、多用なものとなってきている。
 このような状況を踏まえ、昭和23年当時418港であった法適用港を499港に、56港であった特定港を82港に拡大するなどの措置が適宜講じられているところであり、港内における船舶交通の安全を確保するために港則法が果たすべき役割は益々大きなものとなってきている。
 このようなことから、このたび本法の解釈、運用についての基本的事項を問答形式でわかりやすく取りまとめ、かつ、実務にも役立つようにした本書が刊行の運びとなったことは、まことに有意義なことである。
 本書により、一人でも多くの関係者が、港則法の精神と内容の理解を深められ、海で働く者すべての願いである海難ゼロに一歩でも近づくことを切に希望するものである。
 最後に、本書の監修及び執筆に当たられた本保芳明、柚木浩一、池田敏郎、瀧口敬二、林俊博、植野英一郎、清水日出吉、小林惇、上岡宣隆、一藁勝の諸氏及び本書の企画出版に携わられた方々の御苦労に敬意を表するものである。

昭和60年8月
海上保安庁警備救難部
航行安全課長 玉置佑介

【目次】
第1章 総則
 第1条(法律の目的)関係
  1 法の目的
 第2条(港及びその区域)関係
  2 法が適用される港とその区域
 第3条(定義)関係
  3 「雑種船」の定義
  4 「特定港」の定義

第2章 入出港及び停泊  第4条(入出港の届出)関係
  5 本条の立法趣旨
  6 「港長」の定義
  7 入出港の届出
  8 入出港の届出を要しない船舶
 第5条(びょう地)関係
  9 特定港内で停泊する場合
  10 港長が行うびょう地指定
  11 係留施設使用届
 第7条(移動の制限)関係
  13 本条の立法趣旨及び例外規定
  14 やむを得ず港長の許可を受けないで移動した場合の措置
 第8条(修繕及びけい船)関係
  15 本条の立法趣旨
 第9条(けい留等の制限)関係
  16 本条の立法趣旨並びに雑種船及びいかだに限られる理由
  17 「みだりに」の定義
 第10条(移動命令)関係
  18 本条の立法趣旨
  19 移動命令が出される場合
 第11条(停泊の制限)関係
  20 停泊の制限を受ける場所
  21 停泊禁止水域
  22 荒天時の処置
  23 びょう泊方法の制限
  24 はしけを他の船舶の船側に係留する方法の制限

第3章 航路及び航法  第12条(航路)関係
  25 航路設定の目的
  26 航路航行義務のない船舶
  27 航路が設定されている港及び航路名
 第13条関係
  28 航法以外の制限
  29 禁止行為の適用除外
 第14条(航法)関係
  30 航路航行時の航法
  31 本条の航法と海交法上の航法の違い
  32 追越しが認められている航路及びその理由
  33 航路における避航義務の具体例
 第15条関係
  34 本条の立法趣旨
  35 「汽船」、「防波堤の入口附近」、「他の汽船と出会う虞がある」、「針路を避けなければならない」
  36 防波堤入口における避航義務(法第14条との関係)
 第16条関係
  37 本条の立法趣旨
  38 「港の境界附近」、「危険を及ぼさないような速力」、「帆船」、「引船」
 第17条関係
  39 本条の立法趣旨
  40 「その他の工作物」
  41 とるべき航法の具体例
 第18条関係
  42 本条の立法趣旨
  43 「小型船」に避航義務を課している特定港
  44 ふくそうする特定港内を航行する船舶の標識
 第19条関係
  45 本条の立法趣旨
  46 常時の右側通航を定めている港
  47 えい航の制限を行っている港
  48 帆船の縫航が制限されている港
  49 針路表示をしなければならない港
  50 航路航行義務の特例
  51 航路外でのびょう泊等の制限を受ける港
  52 避航義務の特例
  53 航路内追越しの特例
  54 防波堤の入口附近の航法の特例

第4章 危険物  第21条関係
  55 本条の立法趣旨
  56 「当該船舶の使用に供するもの」
  57 危険物の種類
 第22条関係
  58 本条の立法趣旨
  59 本条のただし書の許可申請
 第23条関係
  60 本条の立法趣旨
  61 危険物の「積込」、「積替」、「荷卸」、「運搬」

第5章 水路の保全  第24条関係
  62 本条の立法趣旨
  63 「みだりに」及び「バラスト」の定義
  64 河川水面、「港の境界附近」、「その他散乱する虞のあるもの」
  65 「その他これに類する廃物」
 第25条関係
  66 本条の立法趣旨及び用語の定義
  67 海防法の規定による通報
  68 「管区海上保安本部の事務所」
 第26条関係
  69 本条の立法趣旨及び用語の定義

第6章 灯火等  第27条関係
  70 本条の立法趣旨
 第28条関係
  71 本条の立法趣旨
 第29条関係
  72 本条の立法趣旨
 第30条(火災警報)関係
  73 本条の立法趣旨
 第30条の2関係
  74 本条の立法趣旨

第7章 雑則  第31条(工事等の許可及び進水等の届出)関係
  75 本条の立法趣旨
  76 工事又は作業
  77 港長の許可を受けなければならない者」
  78 「船舶交通の安全のために必要な措置」
 第32条関係
  79 本条の立法趣旨
  80 「行事」の内容
  81 行事を実施する際の注意事項
 第33条関係
  82 本条の立法趣旨等
 第34条関係
  83 本条の立法趣旨
  84 「船舶交通安全のために必要な措置」
 第35条(漁ろうの制限)関係
  85 本条の立法趣旨
  86 「船舶交通の妨となる虞のある港内の場所」
  87 「漁ろう」及び「みだりに」の定義
 第36条(灯火の制限)関係
  88 本条の立法趣旨
 第36条の2(喫煙等の制限)関係
  89 本条の立法趣旨
  90 「油送船」の定義
  91 「相当の注意をしないで」、「油送船の附近」、「その他の事情」
 第36条の3(船舶交通の制限等)関係
  92 本条の立法趣旨及び航行管制を行っている水路等
  93 航行予定時刻を通報すべき船舶及びその方法 
 第37条関係
  94 本条の立法趣旨
 第37条の2(原子力船に対する規制)関係
  95 本条の立法趣旨
 第37条の3(準用規定)関係
  96 本条の立法趣旨
 第37条の4(行政手続法の適用除外)関係
  97 本条の立法趣旨

第8章 罰則   98 罰則の対象
  99 航法に関する規定に罰則のない理由
  100 「両罰規定」

付 録   港則法
  港則法施行令(別表1省略)
  港則法施行規則(別表1〜別表4省略)

(海事図書)
カテゴリー:法令 
本を出版したい方へ

成山堂書店のBLOG