読了『年率10%を達成する!プロの「株」勉強法

資産形成の本を読みだしたら、いろいろと読みたくなってきた。「最速で○○億円!」という本ではなく、確実に投資のことが勉強できるものがよいと探している。そして、これが4冊目くらいかな。すぐに投資を始めるわけではないけども、じっくりと勉強してまずは知識を。そこから、実際に企業研究したり株価を見ていけばよい。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

資産形成や株式投資の良書はどれも「長期保有しましょう」「株はバクチではありません」と書かれている。一方、短期間で儲けられるような煽り系の本は、危険な方法であったり、素人が手を出すとあっという間に損をするようなこと、一気に売り抜けましょうというような感じで、危険な匂いがプンプンするような内容。

長期保有するメリット、短期売買のデメリット、会社の選び方や数字の見方など、良書にはこれらのことがしっかりと書かれていて、「簡単に投資に手を出しちゃいけないよ」ということが書かれています。

そして、投資をやるメリットとして「数字に強くなれる」ということ。数字に強くなるとはどういうことか?

自分が勤めている会社のことにも興味を持てるということ。個別銘柄への投資は、その会社のことをじっくりと調べていきます。何で儲けているのか? 利益率や現金の保有、ここ数年の伸びや取り巻く環境など。

そのまま自社に当てはめることができる。上場企業でないと、全てをオープンにしていないかもしれないけども、見られる部分だけでもある程度は推測できるようになってくる。

自分が勤めている会社だって、売上が伸びていけば何らかしらの形で還元されるかもしれない。だったら、どうやったら売上が伸びていくのかを考えていくのも仕事の一つ。投資にはそういったことを身に着けていくにもとても役立つ。

ただ貯めているだけでは増えていかない時代。老後のこともある。今からでも遅くはないし、いつからでも始められる。将来のこと、今の仕事のためにも、実際にやるかどうかは別としても、株の勉強はとても役立つことだと思います。

今年はしっかりと勉強をして、基礎的なことを身に着け、来年からやってみようかなと思います。

さて、次は何を読もうかな。