五級海技士(機関)筆記試験 問題と解答(収録・2014年4月〜2018年2月)


978-4-425-06070-2
著者名:機関技術研究会 編
ISBN:978-4-425-06070-2
発行年月日:2018/7/24
サイズ/頁数:A5判 200頁
在庫状況:在庫有り
価格¥2,970円(税込)
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本書に記載されている内容に誤りがありました。読者の皆様に深くお詫び申し上げますとともに、
以下の正誤表をご確認ください。
【正誤表】
海技試験受験対策に最適の過去問題集です。五級機関海技試験を受けるならこの1冊。2014年4月から2018年2月までの間に行われた定期試験の問題とその模範解答を、免状別にまとめています。

【はしがき】より 試験問題の解答は、論文や報告と違って、限られた時間とスペース内に書く能力が要求されます。題意をしっかりくみ取って、箇条書きにするなど、要領よく簡潔にまとめなければなりません。特に計算問題などには公式や略図は不可欠ですし、法規の定義や規定は正確に覚えておくことが必要です。そのためには、試験に臨んで充分な力が発揮できるよう、日頃から試験問題に慣れておくことが大切です。
本書は、この趣旨にもとづいて、できるだけ簡潔に、しかも要点をもれなくまとめて解答としてあります。試験問題には、解答を丸暗記するのではなく、この中から基礎をマスターして応用力を身につけることが必要です。
ここに、平成23年7月より平成27年4月までに行われた五級海技士(機関)の定期試験問題と模範解答をお届けします。
本書を上手に活用するために、次の特徴を有効に利用してください。

■問題
配列は科目順(機関(その一)・機関(その二)・機関(その三)・執務一般)になっています。その中で、さらに出題年月順にまとめてあります。中には繰り返し出題されているものもありますので、出題傾向を探るのに参考にしてください。
■解答
解答の一部には、理解しやすいようにやや詳しい解説を加えたものもありますが実際の試験においては、これをさらに簡潔に要約するのが適当と思います。
本書により、出題傾向と問題レベル、解答の要領を知って受験の参考指針にされるとともに、一人でも多くの方が、合格の栄をかちとってくださることを祈念しています。

2018年7月
編者識

【海技士国家試験制度】 海技士国家試験は、船舶職員として必要な知識と能力を有するかどうかを判定することを目的として行われています。ここでいう能力とは、船舶職員として、必要な技術及び身体上の能力を意味し、知識とは、その技能の裏付けとなる事項を明確に知り、理解していることを意味しています。
海技士の免許取得経路を、次図に示しますので参照してください。

免許講習 海技士の免許取得の要件の一つとして、国土交通大臣の登録を受けた講習(免許講習)の受講が必要となっています。免許購入の内容のほとんどがカリキュラムの中に組み入れられていますので、それらの教育機関を卒業した者は、あらためてこの免許講習をうける必要はありません。(注:各種の船員教育機関とは、海事関係大学、商船高専、海技教育機構、水産高校等です。)
船員教育機関の卒業者以外の者については、国土交通大臣の登録を受けた講習機関で免許講習を受講することになりますが、この講習が、定期試験の行われる地域で、定期試験前に行われている所がありますので利用すると便利です。
三〜五級海技士(航海)又は三〜五級海技士(機関)の資格についての試験科目のうちの英語に関する科目又は執務一般に関する科目(英語に係る部分に限る。)については、口述試験とします。
■レーダー観測者講習
三〜六級海技士(航海)のうち、いずれかの資格を最初に取得しようとする者
■レーダー・自動衝突予防援助装置シミュレータ講習
三〜五級海技士(航海)のうち、いずれかの資格を最初に取得しようとする者
■救命講習
三〜六級海技士(航海)、一〜三級海技士(通信)及び一〜四級海技士(電子通信)のうち、いずれかの資格を最初に取得しようとする者
■消火講習
三〜六級海技士(航海または機関)、一〜三級海技士(通信)及び一〜四級海技士(電子通信)のうち、いずれかの資格を最初に取得しようとする者
■航海英語講習
四、五級海技士(航海)のうち、いずれからの資格を最初に取得しようとする者
■上級航海英語講習
三級海技士(航海)の資格を取得しようとする者
■機関救命講習
三〜六級海技士(機関)のうち、いずれかの資格を最初に取得しようとする者
■機関英語講習
四、五級海技士(機関)のうち、いずれかの資格を最初に取得しようとする者
■上級機関英語講習
三級海技士(機関)の資格を取得しようとする者


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カテゴリー:海技試験過去問 
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