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運輸安全マネジメント制度の解説ー基本的な考え方とポイントがわかる本ー

「運輸安全マネジメント制度」が作られた契機は、平成17(2005)年に福知山線脱線事故を始めとする様々な運輸関係の事故が頻発し、「ヒューマンエラー」を要因とすると指摘されたことにあります。ここから、鉄道、自動車(トラック・バス・タクシー)、海運、航空の各運輸事業者自らが、経営トップから現場まで一丸となって安全管理体制を構築・改善し、国がその安全管理体制を評価する制度として始まりました。 本書は、「運輸の安全性の向上のための鉄道事業法等の一部を改正する法律(平成18年法律第19号)」により、平成18(2006)年10月日から、陸・海・空の運輸事業者に対し、輸送の安全の確保を目的に確立された「運輸安全マネジメント制度」について、また、平成29(2017)年月に改訂された「平成29年ガイドライン」について解説するものです 運輸事業者の経営トップ、安全統括管理者等の経営管理部門、現場の管理……

グローバル・ロジスティクス・ネットワークー国境を越えて世界を流れる貨物ー

国際物流の歴史、世界の海上輸送、世界各地における陸上貨物輸送などの現況から、中国が進める一帯一路構想や期待の高まる北極海航路といった現在的プロジェクトまで、世界の輸送ネットワークを俯瞰しながら国際物流の現状や実態、今後の動向をやさしく解説。 【発刊にあたって】 柴崎隆一先生を代表編者とした執筆陣が、地球スケールで広がる広域物流ネットワークの書籍を出版されました。海上輸送はもとより、ユーラシアや北米など大陸横断の陸上輸送の実態がつぶさに述べられています。とくにスエズ運河、パナマ運河、北米やシベリアの大陸横断鉄道などの歴史的展開から、最近中国が進めている「一帯一路」構想や地球温暖化によって期待される北極海航路といったきわめて現代的プロジェクトまで、世界中の広域物流ネットワークがきわめて網羅的に、かつ、つぶさに紹介されているところが特長です。物流ネットワークの世界の実際をこれほど広域にわ……

すぐ使える実戦物流コスト計算

物流コンサルタントとして、25年のキャリアを持つ著者が、そのノウハウを生かしてまとめた物流コスト計算とコスト管理の決定版。 【はじめに】より 私が旭硝子株式会社を退社し、物流専門コンサルタント会社である(株)カサイ経営を創立して、早くも15年経った。旭硝子の物流部時代を含めると、物流との関係は25年にもなる。 私は旭硝子で経理部に所属していたこともあったが、主として管理会計の仕事に携わってきた。 そのためか、物流管理のコンサルティングをするときも、経営的な見方をするのが習慣になっている。また、その手法はコストをベースにしたアプローチで、管理会計的な思考を武器に取り組んでいる。 これが物流管理から、今日ではロジスティクスに進化し、物流最適から経営最適を求める時代のニーズにマッチし、顧問先、セミナーの受講者、拙著の読者にそれなりのご評価をいただいている原因は、そんなところにあるのではないかと……
本を出版したい方へ