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実例でわかる漁業法と漁業権の課題

なぜ日本の漁業は世界の水準から遅れ、衰退しているのか?漁業制度の根幹である「漁業法」と「漁業権」の思想と目的・成り立ちを、原点である江戸・明治時代に遡り、改革を成功させた外国と比較することで、日本の漁業制度の根本的な問題点が見えてくる! 【はじめに】より 日本の漁業法制度をわかりやすく解説した本に遭遇したことがない。水産庁の時代から諸先輩が水産業協同組合法と漁業法の解説を書いているのを脇から見たことがあるが,大局的に,法の思想と目的まで解説したものではなく,漁業法や水協法などの一部改正が,技術的に行われた際に,それに対する解説コメントが中心で,到底わかりやすいといえるものではなかった。私はこの10年間にわたり,「水産業についての専門知識を修得する研修」の責任者を務めており,そこで水産業の基礎編を教え,試験を実施している。しかし,試験の成績が毎年悪くなっていく傾向にあったことから,この原因……

なぜ、魚は健康にいいと言われるのか?

「魚の健康効果」を徹底研究! 「魚介類に特徴的にある脂肪酸、EPAは心筋梗塞や脳梗塞を防ぐ」「魚をよく食べる人は長生きである」など、魚が人間の身体に与える健康効果は、広く語られている。しかし、どんな魚を、どのようにして食べればよいか、あるいは、数多く語られる健康効果の根拠を科学的に、わかりやすく、丁寧に解説した書籍は皆無に等しい。「日本で初の「魚の健康効果をわかりやすく説いた書籍」の登場です。 【巻頭付録 魚を食べて健康になる】 ・干した魚のタンパク質の栄養価は鮮魚に同じ 魚に期待したい健康効果は、干物で代用できる 塩干し品は、昔は食塩濃度が濃く、またよく乾燥された製品でした。そのため、室温でも品質が悪くならないで、比較的長期保存ができました。最近の塩干品は、健康のため塩がうすく、また水分が多い製品が一般的です。極端なものでは、干したというよりも、単に水切りしただけのような……
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