タグ「気象・海洋」 一覧

図解 パイロットに必要な航空気象(2訂版)

現役パイロットが解説する航空気象。 航空気象はパイロットにとって必須の分野。 最初からつまずかないために、要点を絞ってわかりやすく解説。 気象に関する基礎知識から飛行の現場で使うMETARやTAFなどの学習まで、効率よく学べる一冊。 [toc] 【2訂にあたって】 本書の初版は2016年に刊行されましたが、この度2 訂版の刊行が行われることにまず感謝の意を表したいと思います。2 訂版では変更があった箇所の修正や必要と思われる部分の追加等を行いました。主な変更箇所は次のようになります。 ・線状降水帯についての記述の追加 ・RVR の上限値の2,000m化に伴う記述の変更 ・自動観測によるMETAR の通報が行われている空港の追加 ・RWYCC とパイロットブレーキングアクション ・練習問題の追加 ・気象情報の入手先として対空センターを追加 ・参考資料AVIA……

気象予報士試験精選問題集 2024年度版

多くの受験者に支持されている問題集です! 本書は第1回〜第60回試験までの試験から分野ごとに精選した学科試験と実技試験問題を、模範解答・ヒントとともに収録したものです。 気象予報士試験についての解説や今後の展望、受験の手続き、出題傾向と試験対策、参考書の紹介など、資料も豊富に収録。 受験者にとって欠かせない1冊です! 「はしがき」より 平成5年5月の気象業務法の一部改正により、気象予報士という資格制度が設けられました。これによって、予報業務を行う事業者は、平成7年5月から、現象の予想は気象予報士に行わせなければなりませんが、独自の局地予報を一般に提供することができるようになりました。すなわち、これまで気象庁が独占的に行ってきた一般向けの天気予報の部分的自由化です。このような民間の気象事業の新たな展開を左右するのは新しい国家資格の気象予報士です。 本書は気象予報士の資……

土砂災害の疑問55 みんなが知りたいシリーズ17

近年発生頻度の高くなっている土砂災害を中心として、地震・津波災害や火山噴火災害など様々な地質災害について仕組み・種類・原因・対策などを平易に解説。とくに、前兆現象から災害発生後の行動など身の守り方の参考になる事柄を多く紹介。また、近年発生した大規模な自然災害(昨年の熱海の土砂災害など)の概況や最新の調査技術などもコラムで紹介。 中身を見てみる [toc] 【はしがき】 私たちが生活している地球表層は,地圏,水圏,気圏が交差する極めて厳しい自然環境にあります。その中でも,日本列島は亜熱帯から亜寒帯までを含む中緯度地域に位置しており,四季のはっきりした温帯モンスーン気候となっています。季節の移り変わりを楽しめる一方で,台風や大雨,時には大雪に見舞われることもあります。これに加えて,日本列島は四つのプレートがぶつかり合う世界的に見ても珍しい変動帯の中に位置しています。このた……

新 百万人の天気教室(2訂版)

「天気」とはどういったものなのか、「気象予報」とはどのようなものか、 その基本をわかりやすく説明。数式をなるべく使わないように解説しているので、 特に初学者の方にオススメです。 これ1冊で天気の基礎がよくわかる! 天気が判断できる! 3部構成で気象のABCを段階的に解説。複雑な天気現象を基礎から応用までわかりやすく解説しています。 気象を学ぶための入門書として、わかりやすいと評価されて、長年にわたって版を重ねてきた本の新版。旧版と比較すると、基本的な目次構成は同じであるが内容は一新されています。 解説に数式をほとんど使わないというのが本書の特徴であり、基礎的な気象要素に関する説明には数式を用いています。数式はできるだけ本文中ではなく脚注やコラムにまとめ、この部分は飛ばして読んでもいいような配慮しています。 本書をひととおり読めば、天気の基礎が理解でき、かなり天気の判……

よくわかる高層気象の知識(2訂版)ーJMH図から読み解くー

気象現象は、地上から圏界面までの対流圏における大気の運動であれば、大気の動きを立体的にとらえる必要があります。したがって、地上の気象現象を知るには高層気象が重要であることがわかります。 近年、高層の観測が進んだこともあり、天気予報の精度が格段と高まりました。高層気象は、気象を勉強する者にとって欠かせない、そして気象予報士試験や海技試験においても、その重要性ゆえに、必ず取り上げられる分野になっています。 本書では、第1編を「高層気象」とし、問答形式で分かりやすく解説しているので、これで基礎固めをし、読み進めるうちに土台が身につきます。そして、第2編は「JMH図の知識」として、現在放送されているいろいろな種類の気象図を使って解説し、第1編で学んだことを踏まえて、実践形式での実力を高めて行くことをねらいとしています。 海技試験、気象予報士試験受験者はもとより、気象情報をよく利用する人にとっ……

地震と火山と防災のはなし

自然豊かな日本においては、その恵みを存分に享受し独自の文化を育んできた一方、地震や火山噴火などの災害からは目をそらすことはできない。近いうちに起きるとされている南海トラフ地震までを視野に、地震、火山のメカニズムから、それに伴う災害への備え、地域での取り組みなどを分かりやすく解説。 中身を見てみる 【はじめに】 本書は、大学生や高校生に少しでも日本の自然に興味を持ち、防災の心構えを持っていただければと思い、語りかける様に書いた読み物です。 富士山があり、海にも囲まれた日本は、自然豊かで風光明媚な国です。日本人は、山海の幸や温泉など、自然の恵みを存分に生かした独自の文化を育み、現在の日本を創り上げてきました。一方、その自然は、突然の災害を引き起こす原因にもなることはご存知の通りです。2011年の東日本大震災、2018年の西日本豪雨災害、2019年には台風19号が発生し、静岡県……

気象学の教科書 気象ブックス047

気象に興味を持った人が最初に読んで欲しい1冊。 気象学を学ぶ大学生や気象予報士を目指している人のために、平易な説明と多くの事例、日頃役立つ天気のコラムなどを盛り込んで、わかりやすく解説しています。 気象学者の「荒木健太郎さん」も推薦。 以下のコメントを帯に掲載しています。 「知れば知るほど楽しくなる。 気象学を志すすべての方にオススメしたい、 空の教科書の決定版!」 [toc] はじめに 「太古」ギリシアのイカロスは、蝋ろうで固めた鳥の羽を持ち、太陽に向かって飛び立ちました。太陽に近づいたイカロスは熱で蝋が溶け、はかなくも墜落してしまいます。これは歌にもなっていて、よく知られた逸話です。しかし、イカロス墜落の原因は、本当に太陽の熱で蝋が溶けたことなのでしょうか? 著者にはどうしてもそうは思えません。蝋で固めた鳥の羽ごときで空を飛べるのかということは、いま……

地球温暖化と日本の農業-気温上昇によって私たちの食べ物が変わる!? 気象ブックス046

地球温暖化の影響により、日本の農業にどのような影響があるのか? 全国の農業の現場から得られた実験を元に、その研究や技術がどのように利用されているかを紹介した内容。 【はじめに】 「猛暑の夏」、「ゲリラ豪雨」、「大型台風」と、地球温暖化に起因するとされる現象が異常ではなくなりつつあります。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)第5次評価報告書によると、地球温暖化には疑う余地はなく、その要因は経済成長や人口増加による人為的な温室効果ガス排出量の増加である可能性が極めて高いとされています。日本においても温暖化は着実に進行しており、私たちの社会生活・経済や自然環境に大きな影響を与えつつあります。 農業も例外ではありません。農林水産省が毎年公表している「地球温暖化影響調査レポート」では、日本全国での水稲、果樹、野菜、畜産等における温暖化による品質・収量低下の現状とともに、各地で取り組まれ……

積乱雲研究の第一人者である著者が解説する極端気象シリーズの第4弾! 古来より神様の仕業と考えられてきた雷は、積乱雲がもたらす身近な気象現象のひとつです。夏と冬で異なる日本の雷は世界的にみても珍しいといえます。本書は、落雷現象について、雷とは何か基礎知識を述べるとともに日本の最近の落雷事故事例から身の守り方を考察していきます。また、雷の発生源である雷雲はどのような条件で発生するのでしょうか。著者の最近の研究を交えながら雷雲の内部構造を解説していきます。さらに、近年の雷観測システム、最新の雷像を紹介します。 【はじめに】 東日本大震災(2011年)の直後から執筆を始めた本シリーズも、〝竜巻3部作〟として、『竜巻―メカニズム・被害・身の守り方』(2014年)、『ダウンバースト―発見・メカニズム・予測』(2016年)、『積乱雲―都市型豪雨はなぜ発生する?』(2018年)を隔年で世に出……

逆流する津波ー河川津波のメカニズム・脅威と防災ー

川を逆流する津波はどのようにして発生するのか? 東日本大震災以来、注目されることの多い「河川津波」を取り上げ、そのメカニズムから脅威、津波全般に関しての防災・減災の考え方や取り組みをまとめている。<基礎編><応用編><対策編>の3部構成。事例は、著者の活動が東日本大震災の被災地東北:仙台を拠点としているため、大震災時の津波事例が多いが、その他や海外の事例も随所に取り上げ解説。 中身を見てみる 【はじめに】 日本は、過去から津波の被害を受け、得られた貴重な経験と教訓から地域の復興を遂げてきました。この経験の中で、東日本大震災など最近の津波災害で注目されているのが「河川津波」です。 津波は海域から伝わり陸地に来襲しますが、いち早く河口などから入り、河川や運河・水路に沿って内陸奧深くまで遡上(さかのぼっていく)してきます。通常、河川は川上から川下へ流れていますが、……
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