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大江戸線建設物語 地下鉄のつくり方ー計画から開業までー

地下鉄建設事業のすべてがわかる! 計画から約30年の歳月を経て開業した、地下鉄「大江戸線」は、新宿駅から光が丘駅までの「放射部」14kmと、都庁前駅を起点に周回する「環状部」29kmからなる「6の字形」をした地下鉄です。他の路線との接続運転がない完全に独立した地下鉄で、日本で最も長い、総延長43kmの路線です。 世界に誇る都市・東京の地下をはしる大江戸線は、小断面トンネルやリニアモータ車両の採用などをはじめ、当時の最新・最高の技術・知識を導入、数々の苦難を乗り越え、開業しました。 本書は、大江戸線の計画から事業の完成までを、実際の建設に携わったメンバーで組織した「大江戸線建設物語編纂委員会」がまとめたものです。 事業のしくみ、許認可手続き、設計、建設工事、電気、車両、運行システムなど地下鉄事業のすべてを、経緯や技術を踏まえながら、建設当時の実際の図面や写真、資料などを豊富に使用して……

新交通システム建設物語−日暮里・舎人ライナーの計画から開業まで−

公園下の車両基地、首都高速を跨ぎ、隅田川・荒川を横断する 橋梁の難工事など、建設のウラ側を徹底紹介! 平成20年3月30日に開業した新交通システム「日暮里・舎人ライナー」の建設の概要をとりまとめたものです。この路線を題材に、「新交通システム」とは何か、そして、導入における土木・建築、建設、軌道設備、技術、法手続きなどを全8部構成で紹介しています。 特徴的な建設手法であるCM(コンストラクション・マネジメント)方式についても詳細に解説。鉄道導入などに比べ経済性も高く、環境にやさしい都市交通機関として注目される「新交通システム」を、分かりやすくまとめた内容です。 【まえがき】より 東京の荒川・足立両区にまたがる区部北東部は、鉄道等の公共交通網が稀薄な地域でした。日暮里・舎人ライナーが開通するまでは、朝夕の通勤・通学時間帯には、都心から15kmの距離にある足立区舎人地区から、J……
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