成山堂書店の書籍紹介

ダウンバースト 発見・メカニズム・予測

小林文明 著

あなたは「ダウンバースト」を知っていますか? 建造物を破壊したり、航空機を墜落させたりするほどのパワーをもつダウンバーストは竜巻同様ある特別な積乱雲による現象です。その雲の正体は? 遭遇したらどうやって身を守るのでしょう? 大好きな積乱雲を観測し続けて30年。竜巻研究の第一人者である著者が解説する極端気象の第2弾! 【はじめに】 竜巻とダウンバーストは、ともに積乱雲に伴う激しい大気現象ですが、「ダウンバースト」という言葉は聞きなれない人が多いと思います。竜巻は珍しい大気現象として太古の昔から人々は認識していました。一方、積乱雲……

飛行機ダイヤのしくみ(改訂版) 交通ブックス310

杉江 弘 著

空港内の出発時刻表示板を見ると、同時刻に数多くの便が飛び立つことがわかる。たとえば成田空港の午前10時00分には国際線10便以上が同時出発となっている。しかし、成田空港で離陸に使用される滑走路は1本が基本。複数の航空機が同時に離陸できるわけがない。このようなことは国際線、国内線を問わず大空港ではよくある話である。しかしなぜ、このようなダイヤが組まれるのか? また、飛行機ダイヤと鉄道ダイヤの違いは何か? 飛行時間に影響を与える要因とは? そもそもダイヤはどのように作られるのかなど、「飛行機ダイヤ」についてまとめた本邦初の一冊。 ……

図解 港則法(3訂版)

国枝佳明・竹本孝弘 共著

カラー図解で一目瞭然。 航海の常識を完全理解。 海には船舶の衝突を防ぐため「海上衝突予防法」「海上交通安全法」「港則法」(海上交通三法)が定められています。「港則法」は、港内における「交通の安全」と「港内の整とん」のために定めた法律です。 ・本書の特徴 港則法をわかりやすいカラー図解で条文ごとに解説 各港の港域、灯標など必要な情報を図示 初学者の方はもちろん、改めて学習し直したい方にもおすすめです。 【まえがき】より 海上交通三法として知られる海上衝突予防法、海上交通安全法及び港則法は、船舶を運航する者にとって……

海藻の疑問50 みんなが知りたいシリーズ1

読めばあなたも海藻博士! Q.海藻ってどんな生きもの? Q.コンブのだしはなぜ海水中で溶け出さないの? Q.アイスクリームに海藻が使われているってホント? など50の疑問に、海藻の専門家18名がわかりやすく答えてくれます。 【はしがき】より 普通、「海藻」は「かいそう」と読んでくれますが、「藻類」は「もるい」、「日本藻類学会」は「にほんもるいがっかい」と読んでしまいます。私は、大学の初年度学生に藻類学(そうるいがく)を講義するのですが、まずその読み方からはじめなければなりません。馴染みの薄い生物群であることの反映かもし……

帆船讃歌 雲と波そして風 海に学ぶ

大杉 勇 著

「雲と波そして風 海に学ぶ」何を学んだのか? 10余年を練習帆船 日本丸・海王丸で過ごしてきた著者が贈る16編のオマージュ。 一言でいえば、シーマンシップ。「シーマンシップの教育には帆船に勝る場はない」ということです。帆船には「帆の教化力」があるのです。わずか半年間で若者たちからその潜在能力をフルに抽きだす力をもっているのです。そのことは、遠洋航海を修了し、下船してゆく彼らの眼の輝きを見ればわかります。日本丸や海王丸が遠洋航海から戻ると、我が子を一目見た両親は、思わず「逞しくなった!」というのです。その意味での「帆船讃歌」を綴ったもの……

世界に一つだけの深海水族館

沼津港深海水族館・シーラカンスミュージアム館長 石垣幸二 監修

[toc] 太陽の光の届かない真っ暗闇の深海の世界。いまだ謎の多い未知の領域を、覗き見ることができる水族館があるのを知っていますか? その名は「沼津港深海水族館」。水深2,000mを誇る、日本一深い海、駿河湾に面したこの水族館は、「深海生物」と「シーラカンス」がテーマの水族館です。 ここで飼育・展示されているのは、駿河湾に生息するおよそ100種類、3,000匹の深海魚たち。可愛らしいルックスのメンダコや、1年以上もご飯を食べなかったことで話題のダイオウグソクムシ。一度見たら忘れられない深海魚たちが、一冊の本になりました。……

ココで差がつく! 貿易・輸送・通関実務

春山利廣 著

貿易実務や通関業務の仕事をしている人、現場で役立つスキルが身につく! 近年の貿易・通関業務はIT化が進み、PCの画面に従って業務を遂行すれば経験の浅い人でもそれなりにこなせるようになっています。しかし、ちょっとしたイレギュラーが発生するとうまく対応できずに想定外のミスが起きたり、取引先や輸送の現場のことを考えずに業務が進められるなどのトラブルは減っておらず、業界の悩みの種になっています。 本書は、これらのトラブルの原因は視野の狭さや基礎知識が身についていないことにあると捉え、「貿易」「輸送」「通関」の基礎知識を一貫して学べるように構成……

新訂 外航海運概論

森 隆行 編著

急変する外航海運業の現状、直面する問題点を踏まえ、外航船社の日常業務内容を詳細に解説。海運業の全体を理解するうえで最適の書。 [toc] 【はしがき】 20世紀後半,外航海運は構造不況産業といわれる長く暗い時期を経験した。21世紀に入り,金融をはじめ多くの産業が業績不振に苦しんだ時期があったが,そうした業界の苦悩をしり目に,2007年までの10年近くの間,毎年,過去最高益を更新してきた。過去長い間,構造不況産業といわれてきたのが嘘のようであった。2007年サブプライムローン問題が顕在化しはじめ,2008年9月15日158……

海洋建築シリーズ 水波工学の基礎(改訂増補版)

増田光一・居駒知樹・惠藤浩朗・相田康洋 共著

海洋建築工学は、建築学の中の新しい学問領域であると同時に海洋工学の中の1つの分野です。本書では海洋建築工学における水波について、数学モデルで表し、解析することで水波という物理現象を明らかにしています。 【はじめに】より 日本大学理工学部海洋建築工学科は、建築学の海洋工学への参画を意図して1978年4月に創設された学科である。したがって、海洋建築工学は、建築学の中の新しい学問領域であると同時に海洋工学の中の1つの分野である。すなわち、建築学を基礎とした海洋工学が海洋建築工学であると考えることもできる。海洋建築工学の主たる活動の場……

新幹線開発百年史 東海道新幹線の礎を築いた運転技術者たち

中村信雄 著

東海道新幹線の歴史を在来線の発達から読み解く 2014年10月1日に開業50年を迎えた東海道新幹線。その新幹線の基盤ともいえる日本国有鉄道の百年以上にわたる歴史を解説した。明治時代にさかのぼる新幹線のルーツとそれを支えた運転技術者たちの試行錯誤の日々をお届けする。 ---------------------------------------------------------------------------------------------- 【お詫び】 本文中の写真提供者の名前が間違っておりました。 「誤」……
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