海事の書籍紹介

航海訓練所シリーズ 読んでわかる機関基礎(2訂版)

独立行政法人 海技教育機構 編著

三級・四級海技士の習得に必要な力学、工学、電気などの理工系分野の知識を、現役の機関士が実務経験を踏まえて、初学者向けに解説。 【はしがき】 船舶には、主機関、蒸気ボイラ、発電機、空気清浄機、冷凍装置、空調装置、電気設備、ポンプ、各種の弁、甲板機器等様々な種類の機器が搭載されている。船舶機関士は、これらの機器を正しく運転操作することはもちろん、それぞれが持つ特性を最大限に発揮させるため、日々の運転監視や計画的な解放整備・調整の業務を行っている。 これらのためには、船舶機関士は各機器の構造作動、 運転操作の取り扱い並び来歴に関し……

詳説 航海計器(改訂版)

若林伸和 著

現在の船舶で使用される航海計器全般を網羅した教科書。双眼鏡や六分儀などの基礎的なものから、AIS、ECDISといった最新機器まで21種の機材を取り上げる。それぞれの計器について、その概要、構成、実際の使用法など、順を追って説明しており、試験対策から実務まで役立つ内容。 【はじめに】 人類が船を利用するようになったのはいつごろのことでしょうか。おそらく川、湖や海岸付近などで短距離を移動するために使われたのがはじまりで、最初は板きれのようなものを水の上に浮かべたものであったと考えられます。それがいつごろのことかは特定することができ……

実践航海術 Practical Navigator

関根 博 監修/株式会社 日本海洋科学 著

海の現場、船に実務、クルーの教育。確実に役立つテキストが欲しい方へ。 船長・航海士のグローバルスタンダード。 海事コンサルタントならではの、豊富な実務経験に基づく知見に、世界の動向をふまえたシンクタンクとしての考察を加えた画期的なテキストです。 ・ポイント1  ISMコード時代のさまざまな航海基準、航法をまとめた、洋上からの最新情報。 ・ポイント2  航海計画に始まり、BTM、ECDIS、ウェザールーティングまで“航海の現場”を横断的に整理。 【まえがき】より  1802年、米国のCapt.Bowditch は、航……

Mathematicaへの誘いー今日から始める基礎と応用ー

中川栄一・勝 明次郎

Mathematica最新バージョン「10.2」を実践的に使いこなすための参考書。第2部のノートブックはお手持ちのパソコンにダウンロードして本書の内容を再現できるので、理解を深めながら学習できます。 最新バージョンMathematica10.2の参考書。 多くの関連書籍を執筆し、Mathematicaを知り尽くした東京商船大学名誉教授(現:東京海洋大学)と開発元のWolfram Research社認定インストラクターによる実践的な内容が特徴。 ・基本と応用の2部構成だから、初心者のステップアップに最適。 ・研究の成果や会議……

平成27年 練習用天測暦

航海技術研究会 編

【本書の特徴】 日月出没時の計算、太陽子午線高度緯度法および北極星高度緯度法による緯度の計算、日出没方位角法・北極星方位角法および時辰方位角法による自差測定、隔時観測による船位測定などの出題に対応。 【ここがポイント!】 太陽・北極星は1ページに7日分収録、各ページの最終日は全恒星を載せ、毎月上旬の適当な1日分は全天体を掲載。 三・四級海技士(航海)および一級小型船舶操縦士程度の出題内容を収録。 【試験について】 平成27年4月実施の海技国家試験から、それまでの平成19年天測暦に代わり、平成27年天測暦に基づいた出題が行われていま……

ここからはじめる制御工学

章菲菲 著/伊藤雅則 監修

これまで専門の技術者がそれぞれの用途のため開発・用いられてきたため、敷居の高かった制御技術の修得。本書ではその敷居を取り払うべく、まず。制御するとはどういうことか、そのためにはどうすればいいか、身近なレベルから理解できる内容とした。筆者の1年間の講義ノートを基に構成した本書を、教室に座って聴講している感じで読み進んでいただきたい。 【まえがき】より  これまで、「制御技術」は、鉄鋼・化学・エネルギーなどのプラントや自動車・家電製品・コンピュータ・電子部品・食品・医薬品などの製造ライン、航空機・船舶・自動車・家電製品などの製品のための……

なるほど納得!パワーエンジニアリング【応用編】エネルギー資源・パワープラントを知り尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとっても利……

なるほど納得!パワーエンジニアリング 【基礎編】工学熱力学を学び尽くす

杉田英昭

マリンエンジニア必読のバイブル! マリンエンジニアがぜひ身に付けてもらいたい学問の中に、パワーエンジニアリングというエネルギー問題を扱う分野があります。本書は、長年教育現場で培ってきた経験を活かしながら、パワーエンジニアリングの基礎から応用までを懇切丁寧に解説した今までに類をみない体系的な力作。 本書は2分冊構成を採用し、基礎編では初学者にとって必須な工業熱力学を中心に様々な教育的配慮が施されているのが大きな特長となっています。例題、演習問題、詳解、重要語、テクニカルターム、科学史の話題など初学者のみならず教鞭をとる先生方にとって……

航海訓練所シリーズ 帆船 日本丸・海王丸を知る(改訂版)

独立行政法人 海技教育機構 編

世界最大級の帆船、日本丸と海王丸の仕組みと運航技術を1冊に収録。マスト、帆、ロープの詳細な図解で複雑に見える帆船の構造を理解できる。帆走理論、航法などの専門知識を現役の航海士が丁寧に解説。 【はじめに】より 本書の基になった帆船操典の作成は昭和37年にまで遡ります。当時の日本丸船長であった千葉宗雄教授が主として執筆された原稿をもとに帆船操典の初版を発行し、その後「高所及び帆船作業指針」(昭和38年3月)、「帆船操典(追録)」(昭和41年3月)を加え、昭和42年2月、実習上の便宜を図るため本文と付図の2分冊として発行しました。昭……

わかりやすい材料学の基礎

菱田博俊 著

【はじめに】 ●本書の目的 この本は、大学の教養過程において理工系の学生が材料の基礎について初めて学習するにあたり、できるだけ抵抗なく、取っ掛かりとしての広範囲の知識を得られる様にと企画構想した、言わば初心者用の「材料学」の教科書である。工学で用いられている材料全般を視野に、特徴を比較しながら、初めて材料を学ぶ際に先ずは知ってもらいたい内容を記載した。将来、こんな場面でこんな物を作りたいのだが、その時にこの様な材料をこの様な感じで使えば良いだろうか、と漠然とで結構なのでイメージを持てる様になってもらえれば嬉しい限りである。 その意味、……
本を出版したい方へ