フィールドで学ぶ気象学 気象ブックス034


978-4-425-55331-0
著者名:土器屋 由紀子・森島 済 共著
ISBN:978-4-425-55331-0
発行年月日:2010/11/8
サイズ/頁数:四六判 164頁
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価格¥1,980円(税込)
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 屋外での気象の観測を通じて、フィールドワークの魅力を伝える一冊。事例として、大学の社会学部の授業で行った、千葉県流山市のヒートアイランド調査と富士登山実習の様子を紹介。
 必ずしも気象を専門としない学生たちが、フィールド調査の手法を身につけていく過程が臨場感たっぷりに生き生きと描かれています。また、豊富に収録されている写真からはフィールド調査の楽しさを感じることができます。現場に出て自ら体験することの大切さは、折に触れて言われることだが、本書はそれを改めて認識させてくれます。学生や学校の先生はもとより、自治体や企業など何らかの形でフィールド調査にかかわる人にお薦めの内容です。

【目次】
第1章 地域環境調査と熱環境観測
 1 地域環境マップを作ろう
  (1)環境と教育の方向性
  (2)沿線開発と失われる緑
  (3)環境情報を取得する
    a 流域で考えてみよう
    b GPSと気圧計を用いた簡易測量
  コラム(1)回る地図
 2 市街地の熱環境観測
  (1)事の発端
  (2)グリーンチェーン戦略?流山市の構想
  (3)都市気候研究の中での意味づけ
  (4)定点観測準備編
    a チームの結成
    b 観測の概要
    c 観測準備
    d 放射よけシェルターの作成
    e 観測機器の設置とデータ回収
  (5)市街地全体の熱環境を知る
    a 準備
    b 観測と結果
  コラム(2)ヒートアイランド調査自転車部隊の日記から
  (6)様々な大きさの緑の効果を知る
    a 大規模樹林地
    b 小規模樹林地とガーデニング
  コラム(3)大学構内の熱環境

第2章 地球環境を視野に富士登山実習
 1 富士山にのぼろう
  (1)環境教育の場としての富士山
  (2)「自由対流圏」って何?
  (3)富士山頂のエアロゾルの硫酸イオン濃度について
  コラム(1)故橋本龍太郎元首相と観測所
 2 富士登山実習
  (1)山に登るということ
    a 横ものを縦にすると
    b 登山の準備と計画
    c 持ち物
    e 持ち物チェックをかねた合宿
    e 登山当日と下山まで
  コラム(2)フジアザミと太郎坊避難所の思い出
  (2)登山で何が分かったか
    a 夏の富士山頂にあられが降った日
    b 登山によって気温の低下は実感できたか
    c 気圧の低下は高山病とへこんだペットボトルで実感
  コラム(3)NPO法人「富士山測候所を活用する会」
  コラム(4)世界の山岳観測施設
 3 富士山測候所の利活用
  (1)フィールドとしての「富士山」の評価と「富士山測候所」利活用
  (2)NPOによる山頂の「設営」?2007年夏の経験を中心に
  コラム(5)看板
 4 フィールド研修「富士登山」のまとめ
  コラム(6)「露場(ろじょう)と「圃場(ほじょう)」

(気象図書)
カテゴリー:気象ブックス タグ:気象 気象ブックス 気象観測 
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