『ひすい』とはカワセミを意味する言葉!書籍「日本の国石『ひすい』」の魅力をご紹介

こんにちは。雪が降った火曜日の朝に、『雪の華』を聴きつつ出勤したイッケーこと池田素楓です。

さて、今回は書籍の話。“ひすい”だけでなく、水晶やトパーズなどなど、鉱石の魅力がたっぷりと詰まった「日本の国石『ひすい』」をご紹介します。

ひすいの他にも国石候補に選ばれた水晶や自然金、欧米で古くから人気のあるトパーズなどについても解説している書籍です!

 

国石って?

「国石」とはその国を代表・象徴する石のことです。国旗や国歌のようなものですが、これらは法律で定められているのに対し、国石は日本鉱物科学会が選定したものなのです。日本の国鳥はキジであると日本鳥学会が定めていたり、国蝶はオオムラサキであると日本昆虫学会が定めたのと同じだそうです。つまりは“ひすい”が日本を代表・象徴する石であるということです。

勾玉にも様々な形があります。動物の牙、蛹や虫の体、月…何を模したものなのでしょうか?

“ひすい”は古来より日本になじみが深い石で、勾玉にも使用されていることは有名ですが、実は勾玉が何故あの形なのかはハッキリしていないそう。いくつかの説があるようですが、私個人としては『三日月を模したもの』という説を推したいですね。

ひすいの由来

ひすいは漢字で『翡翠』と書きますが、実はこの漢字、カワセミとも読むんです。試しにPCやスマートフォンで『カワセミ』と打ってみて下さい。予測変換に『翡翠』の字が出てくると思います。

鳥のカワセミ。確かに羽の色がひすいに似ているような気がします。

それもそのはず、実は翡翠とは、鳥のカワセミを意味する言葉だったのです。中国南北朝時代、ミャンマーから輸入された石の“ひすい”は青色や橙色のものが多く、それが鳥のカワセミの羽の色にそっくりであることから、中国では『翡翠玉』と呼ばれるようになったのが始まりと言われています。

こういう豆知識がちりばめられているのもこの本の大きな魅力です!

こんな時にも!石の楽しみ方

本書では“ひすい”のことだけでなく、石そのもののことにも触れています。石に触れて楽しむことが出来る川や砂浜を見ながら散歩をしてみると、新しい発見があるかもしれませんね!このように、石の魅力をこれでもかとご紹介しています。

ひすいの名産地・糸魚川。海岸でひすいの原石が見つかるかも!?

また、城跡の石垣に注目すると、その地方特有の岩石が使われていて面白いですね。「石垣だけの城跡なんてつまらないよ」と思わずに、たまには地元の城跡に足を運びたくなるような書籍でもあります。

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介した「日本の国石『ひすい』」はAmazonでもご購入いただけます。不思議とロマンが盛りだくさんな石ワールドをお楽しみ下さいませ!

それでは、またお会いしましょう!

『Till All Are One!』