新幹線の原点「弾丸列車計画」がわかる本

めでたくも、10月1日に東海道新幹線は開業50周年を迎えました。この新幹線、わずか5年という期間で完成したのをご存知ですか? 他の新幹線(東北や北陸など)は開業までの道のりが数十年とかかっていることを考えると、とてつもない短い時間でできたのがわかります。実は、これだけの短期間で開業を可能にしたのは「弾丸列車計画」があったから。

この計画は今からさかのぼること70年以上前、昭和15年に計画された「東京〜下関間の線路増設計画」のこと。戦況の悪化で中断されていましたが、新幹線計画が浮上した際に「弾丸列車計画」をもとにしたため、短期間で作り上げることができました。

この本では、そんな「弾丸列車計画」の全貌を紹介。当時、予想された将来の利用客数や鉄道技術の水準、駅の選定、輸送計画、工事予算など細かい部分がわかります。

一部の関係者しか知りえなかったこの計画を、文献や資料も用いて紹介しています。

「弾丸列車計画」カバー(正)

交通ブックス122  弾丸列車計画 ー東海道新幹線につなぐ革新の構想と技術ー