「陸」のおはなし。「自動改札機を初めて導入したのは意外にも関西だった!」の巻。

「陸」のおはなし。「自動改札機を初めて導入したのは意外にも関西だった!」の巻。

電車に乗る際、みなさんが必ずお世話になっている自動改札機。自動改札機は省力化を目的に1962年から近鉄技術研究所で開発が始まりました。 1965年には試作機による実験がスタート。その翌年には、試作機を近鉄あべの橋駅に仮設し実地試験が繰り返し行われました。その後、自動改札機の開発 は、阪急電鉄といった大手鉄道会社でも進められるようになっていきました。

自動改札機が、日本で初めて実用化のために導入された駅は阪急電 鉄(当時は京阪神急行電鉄)の北千里駅(画像参照)。導入された頃、こんな珍事件があったようです。電車に乗るため自動改札機に切符を入れたおばあさん が、切符を取らないまま下車駅まで行ったそうで、その時おばあさんが「私のきっぷは届いていないかね・・」と駅員に尋ねたそうです(笑)。

ちなみに、なぜ、関東で自動改札機の導入が遅れたかと言うと・・・。関東、特に首都圏では他社線との接続が関西と比べてとても多く、自社線を自動改札機で処理できても他社線の乗車券が処理できなければ、自動改札機を導入するメリットがなかったためです。