島ログvol.22海上を移動するラーメン屋さん「屋台ラーメン船」

島ログvol.22海上を移動するラーメン屋さん「屋台ラーメン船」

こんにちは、石川です。
木曜日に祝日がある今週、お休み前の今日はなにかとばたばたしておりました。
今日は島ログをアップしますよ。街でときどき見かける、哀愁溢れる屋台ラーメン屋さん、なんと船バージョンもあるんだそうです。自然とこのテーマを選んだのは、お腹が減っている証拠でしょうか。

〈島ログvol.22  屋台ラーメン船〉

小型遊漁船ほどの大きさの船にラーメンの屋台道具一式を載せ、小さな港をめぐりながら屋台ラーメン営業をするいわば移動式ラーメン屋さんである。
移動中や港に入ったときには、録音したチャルメラの音がスピーカーから流れる。

1990年代に瀬戸内海の姫路周辺の島々でたまに見かけることがあった船である。ずいぶん前のことだが、姫路沖の家島諸島、坊勢島が1 年でもっともにぎやかとなる秋の大祭11月の宵宮の日のことである。
チャルメラを流しながら海上に現れた屋台ラーメン船は、港に立ち並ぶ縁日屋台の外れに船を着けるとさっそく営業を始めた。

すると、お腹を空かせた人々がちょっとした列を作ってしまい、港の一角が混み合ってしまう光景が見られた。祭の日の一興ということもあったのだろうが、それぐらい人気があったのである。

屋台ラーメン船によく出くわして食べたことのある人は、その船を「マリンラーメン」という名で呼んだそうだが、はたして現在もその船がいるのか、またどこに基地を置く船かも不明である。
海上から聞こえるチャルメラの音というのは実に哀愁を誘うものである。

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ふらっと港に停まりラーメンを作る、謎のラーメン屋台船。いまもどこかで営業していたら夢があります。
それではまた次回~(^^)

出典:島の博物事典