栄養ドリンクでおなじみ「タウリン」ってどんな物質?

栄養ドリンクでおなじみ「タウリン」ってどんな物質?

こんにちは、石川です。
先日、「読んで効くタウリンのはなし」という新刊ができました!薬局やコンビニで販売されている栄養ドリンクでおなじみのあのタウリンについて、どんな物質で何に効き目があるの?という疑問に答える一冊です。今日はこの本から、タウリンの由来や歴史についてちょこっと紹介してみます。

タウリンってどんな物質?                       

タウリンは今から200年ほど前に、ドイツの2人の科学者、ティーデマンとグメリンにより牛の胆汁から発見され、雄牛を表すラテン語のタウルス(Taurus)にちなんで、タウリン(Taurine)と命名されました。
中国ではそれよりはるか昔から、タウリンが漢方薬の1成分として使われていたことがわかっています。

タウリンの構造はアミノ酸と類似していて、「含硫アミノ酸」とも呼ばれています。純度の高いタウリンは、無味無臭の白い粉末です。
通常のアミノ酸は体内でタンパク質の原料になりますが、タウリンは構造的にタンパク質の原料とはなり得ず、ほとんどタウリン単体で体内に存在します。タウリンはほぼすべての生物の体内に存在し、ヒトの体には体重の約0.1%含まれているので。体重60kgのヒトでは約60gのタウリンが体の中にあることになりますね。

タウリンがどのような物質でどんな作用があるか、を一言で表現するのはなかなか難しいのですが、国際タウリンミーティングでは「驚異の分子タウリン」、「タウリンは必要不可欠なアミノ酸」などのスローガンのもとにタウリンに関する最新の研究成果が発表され、タウリンが生体の機能維持にとても重要な物質であることがわかっており、日々研究が進められています。

それからはるか昔、海で誕生した最初の生命も、過酷な環境から体を守るためにタウリンを使っていた可能性が高いんだとか。
生物が海から陸上に上がり、さらに進化した現在のわれわれにおいても、タウリンは体の機能を正常に保つために体の中で働いています。タウリンは機械を円滑に動かすための潤滑油にも例えられることからも、細胞や臓器が働きやすい環境を整え、生命の活動を支える影役者のような存在であるといえます。

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・・・ということで、今日はここまで。じゃあ、実際どんなことに効くの?というお話は、次回以降書きますね(^.^)

もっと知りたい人はこの本!⇒読んで効くタウリンのはなし