「陸」のおはなし。「隕石からわかる○○のこと」の巻。

太陽系が誕生したばかりのころ、宇宙空間にはたくさんの隕石が漂い、地球が誕生した約46億年前は雨のように隕石が落下していました。

今までに地球上で見つかった隕石の数は「約6万個」。そのうちの4万8千個は「南極」で発見されています。さらにその3分の1を超える1万6800個は『日本の南極観測隊』が見つけており、日本はまさに『隕石保有大国』なのです。

「隕石」と一口に言ってもその種類は大きく分けて、鉄隕石、石質隕石、石鉄隕石の三種類あります。鉄隕石は文字通り、金属を主体とする隕石。石質隕石は、岩石を主体とする隕石。石鉄隕石は、鉄と岩石が混ざった隕石です。さらにこれらを細かく分類するとおよそ60種類に分けられます。

ではなぜ、そんなにたくさんの隕石を採集しているのか。実は、隕石を分析することにより、私達の住んでいる地球や太陽系が、どのようにできたのかを

知ることができるからです。南極で採集されることが多いのは、他と比べて風化せずに落下した当時のままの状態で残っているものが多いから。当時のままの情報がたくさん詰まっているので、研究のサンプルとしては最適です。これまで採集してきた隕石の数から十分わかるような気もしますが、太陽系や地球の生い立ちを知るためには、まだまだたくさんの隕石を集めることが必要です。