空港まめ知識 日本のちょっと変わった空港

空港まめ知識 日本のちょっと変わった空港

こんにちは、石川です。
池袋エリアの書店を回る時は、西武池袋のデパ地下グルメゾーンと、南口改札そばのシュークリーム屋さんのいい匂いに心乱されてます。

さて、今日も空港にまつわる豆知識を置いておきます。
わが国にある、ちょっと変わった空港について。

【訓練用飛行場】
沖縄県の下地島空港は3,000mの滑走路を持つ大きな空港。離島空港には似つかわしくない規模ですが、ここはもっぱらパイロットの飛行訓練に使われる空港。
エアラインのパイロットは副操縦士や機長になるために、操縦訓練を受けて新たな資格を取得しなければならないので、かなり頻繁に訓練飛行が行われます。
このために一般の空港を避けて自由に飛行訓練を行えるよう作られたのが、この下地島空港。そのためB777などの大型ジェット機まで離着陸でき、フル装備の航空保安施設を持つ立派な空港となっています。
地元の沖縄県では、リゾート色が強く観光資源が豊富な周辺環境とあわせて、大型ジェット機も利用可能なこの空港のさらなる活用方法を模索中だそう。

【双子型の空港】
新千歳空港は、防衛省の千歳飛行場に隣接するいわば双子型の空港。
空から見る限りでは滑走路4本が平行に設置されているひとつの大規模空港に見えるが、実は西半分が防衛省、東半分が国土交通省の管理する民間空港となっています。
かつては防衛庁の千歳飛行場の一画に民航ターミナルを設けて滑走路を共用していましたが、札幌圏域の航空需要増加によって民間専用の空港が必要となり、1988年に隣接して建設された結果、双子の飛行場となりました。航空管制は両飛行場のちょうど真ん中に立つ管制塔で防衛省が一元的に行い、またそれぞれの滑走路も誘導路でつながっています。

【鋼構造の(宙に浮いた?)滑走路を持つ空港】
羽田空港に新しく整備された第四滑走路は、西側が多摩川の河口を一部遮る場所に位置しています。
河口部は淡水と海水が混ざる生態系上重要な場所で、大きな河川の流れを阻害すれば大雨の際など思わぬ影響が出ることも考えられます。このため、本来の川の流れを阻害しないよう、河口にかかる滑走路の1/3を海中から立あがる鉄柱の上に滑走路を置く「橋梁」構造となっています。
飛行機が離着陸する滑走路は宙に浮き、その下を自由に川が流れる珍しい滑走路を持つ空港となりました。

羽田D滑走路

宙に浮く羽田空港D滑走路。