空港の豆知識「バードストライクの話」

空港の豆知識「バードストライクの話」

こんにちは、石川です。忙しくなると独り言が激しくなっている気がします。
さて、今日も「空港のはなし(2訂版)」より空港のまめ知識。

航空機の飛行中、機体に鳥が衝突する「バードストライク」は、空港にとって頭の痛い問題の一つです。
バードストライクは離着陸時の低速飛行のときに起こりやすく、日本だけでも年間1,000件程度も発生していると言われています。
最も被害が大きいのは鳥がエンジンに吸い込まれるケースで、分解修理に数千万円もの費用がかかることも・・・。

海岸の空港ではカモメなど、山間地の空港ではトビなどが多く巻き込まれています。バードストライクの問題に困っていない空港の方が珍しいと言っていいほどのよう。
各空港ではパトロールに加えて、散弾銃や空砲などの使用、鳥が嫌う音を出す装置や花火など、さまざまな対策を実験していますが、いまだ抜本的な解決策には至っていません。

近年羽田空港などでは、鳥の群れを監視するレーダーを配置し、鳥の動向を把握して航空機に伝えたり、エンジンに吸い込まれた鳥のDNAを鑑定し、鳥の種別ごとに異なる行動や生態を分析してバードストライク防止に取り組むなど、より踏み込んだ対策に挑戦中です。