極地の神秘 オーロラのはなし

極地の神秘 オーロラのはなし

こんにちは、石川です。

本日は、極地の神秘的な自然現象“オーロラ”のおはなし。
せいざんどうチャンネルに本日アップした動画でも紹介してますのでこちらもぜひ。

○オーロラとは?
そもそもオーロラはどういうメカニズムなんでしょう。オーロラの光の源となっているのは太陽です。
「太陽風」というガスに含まれている電子(オーロラ粒子)が大気とぶつかったとき、過剰となった運動エネルギーが光として放出されます。これがオーロラの正体。オーロラがよく見えるのは「オーロラ帯」と呼ばれる統計的にオーロラが出現しやすい磁気緯度の地帯で、北半球はアラスカからカナダ、グリーンランド、アイスランドなど。南半球では昭和基地がオーロラ帯の真下に位置しており、毎日観測することができます。

○オーロラの色は?
オーロラの色は主に赤、緑、青、ピンクなど。これらは、オーロラ電子が衝突する大気と関係があります。
大気中の酸素とぶつかった場合には赤や緑、窒素とぶつかた場合には青やピンクが出現します。さらにオーロラ電子のエネルギーにも関係していて、エネルギーが低いと赤、高くなるにつれ緑、青、ピンクと変化。オーロラの色を詳しく調べれば、実際にロケットや人工衛星で調べなくても降り込み電子のおおよそのエネルギーを知ることもできるんです。

オーロラ2

○いつ見られる?
オーロラの活動は、源となっている太陽活動の周期にともなって約11年の周期的な動きがあります。活発なオーロラが見られる年は、統計的には太陽活動の極大期からその3~4年後にかけて。今回の太陽活動の極大期は2013~2014年だったので、ここ数年は活発なオーロラ活動が期待できそうです。
ちなみに日本でもオーロラが見えることはあり、北海道では平均的に10年に1回程度の確率で見られます。大きな磁気嵐が起こると本州でも見えることもあり、1958年には長野でも観測されています。北海道で見られるオーロラのほとんどは真っ赤なもので、これは光っている場所がはるかに高緯度側にあるため、オーロラの上の部分のみしか見えていないからです。

ループ_南極大陸

オーロラからの距離が遠いとカーテンのような帯状、近いと弧を描くようなアーク状、真下だと放射状に広がるコロナ状に見えます。