船舶のおはなし

船舶のおはなし

おはようございます! 営業グループの大杉です。年始から1週間が過ぎ、街はすっかりいつもの雰囲気となりましたね。私は年末・年始に体調を崩していましたが、回復してすっかり元気になりました。さて、今年第一回目の私のブログは、船舶のおはなしからスタートです。

自動車を運転する時、何人か乗っていれば、自動車の重量が増すので、一人で乗っている時と違い停止距離が伸びますよね。なので、それを考えていつもより早めにブレーキをかけようとしますよね? これが巨大な船の場合だったら止まるまでにどれくらいの距離を進んでしまうか。皆さま、想像がつくでしょうか。

例えば、VLCC(30万重量トン)のような大型船が原油を満載してフルスピード(16ノット 時速約40km)で航行している時、エンジンを停止しても船が止まるまで8kmも進んでしまうそうです。何かにぶつかりそうになった時、すぐに止まりたくてもこれだけの距離を進んでしまうのです。しかもエンジンを止めたり、逆回転させた場合、船の舵はほとんどきかなくなり、操船不能になります。こういったことから、もしも他の船にぶつかりそうになるようなことがあった場合、エンジンは止めずに、舵を左右どちらかに切って回避した方が有効とされています・・・が!

その舵も、とっさの判断で切っても重量がある船の場合、すぐには曲がってくれません。例えばタンカー船の場合、舵がきくまで数分を要すると言われています。「あ!!」と思って操作しても、時すでに遅しということもあり得るのです。

船を止めることって走らせること以上に難しいのですね。船に限らず、電車や飛行機も走らせる、飛ばすことよりも止める、着陸することのほうが難しいと言われています。どのような訓練を受けてその技を習得しているのか、個人的にはとても気になります。何事もなくスムーズに着岸しているように見えますが、ものすごく神経をとがらせて操船しているのが想像できます。

船長さん、いつもお疲れ様です!