こんな時だからこそデリバリーを活用

  • 2020.08.05 

ピザは焼き立てが一番。焼きたてをビールと一緒に食べると最高に幸せ。窯で焼いたピザが食べられるキッチンカーが我が家の近くに時々やってくる。それはそれは贅沢なひと時なわけです。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

ある日、マンションの下で子供と縄跳びをしていたら、「すいません、ちょっとどいてもらえますか?」と声をかけられ、何事かと思ったら、でっかいキッチンカーが入ってくる。中を見ると、メラメラと燃えるものが。何かと聞くと、移動ピザ屋さん。コロナ禍の中でお店を明けても人数が限られてしまうので、キッチンカーを導入して都心部を中心にまわっているとのこと。ある程度の注文数があれば来てくれるらしい。

そして最近ではクラフトビールも一緒に持ってきてくれるので、なんならそこにテーブルと椅子を置いてすぐにでも食べたい気分。

この状況の中、飲食店は大変な状況。友人のお店もあの手この手と考えながらやっている。このピザ屋さんのように、思い切ってキッチンカーを購入するというのも一つの手。美味しいピザを運んでくれるのは嬉しいこと。

我々の業界もコロナ禍に限らず大変な状況は昔から。その中で何ができるのか? インターネット全盛の時代だからこそ、紙に触れ、紙の本の良さ、楽しさを伝えていきたい。緊急事態宣言中、本を読む人が増えたとのこと。確かに、近所の本屋さんにも多くの人が訪れていた。当社も多くの問い合わせをいただいている。情報があふれる中で、本をじっくりと読み込み、本当に欲しい情報を手に入れる。そういう生活にシフトしていってもいいのではないだろうか?

ネットで得た情報はけっこう忘れやすい。平面で捉えているからなのだろうか。すぐに飛んでいく。しかし、紙をめくりながら読みすすめる感覚は頭に入りやすい。五感を使うという感じかな。紙の匂いであったり、手の感触。紙によってさわり心地はまったく違う。そういう感覚を得ながら読み進めていくものは記憶に残りやすいと個人的には思う。

だから、僕は本の良さ、楽しさを伝え続けていく。大変な状況はまだまだ続くけど、あれやこれやと手を出すのではなく、ここは原点に戻り、「読書の素晴らしさ」を多くの人に伝えていく。デリバリーピザを思い出しながら考えたことは、そのようなこと。

へこたれずにやっていこう。