変わったこと、変わらないこと。誰もが経験したことのない世の中でわかったこと。

緊急事態宣言が発令され、世の中は大きく変わった。人の心、働き方、過ごし方。その中で、何が変わり、何が変わらなかったのか? 何が必要で何が不必要になったのか? この4ヶ月間を振り返ってみたい。

みなさん、こんにちは。
成山堂書店という専門書をつくっている会社の三代目(専務)の小川啓人です。
海に関すること(船、海洋、水産)、気象、飛行機、鉄道などの物流の専門書から、
深海魚、釣り、海の生き物などの趣味的な本までを発行しています。

未知なるウィルスが世の中を駆け回っている。人類はウィルスとの戦いだということを本で読んだことがあったけど、自分が生きている時代に新しいウィルスに遭遇し、世の中がここまで大変になるとは予想もしていなかった。そんな中で、何が変わったのだろうか?

テレワーク導入

いつか出社せずとも仕事ができる体制を整えてみたいと思っていたが、現実はそうも簡単にいかない。そのための設備、仕事の確認方法、取引先との連絡手段などなど、一筋縄ではいかないし、これまでの方法でできているのであれば誰もそこに異を唱えない。しかし、緊急事態宣言が出て、不要不急の外出を控えるとなると、社員を出社させるわけにもいかない。出社させるにしても制限を設ける。どうにもならなくなり、テレワーク体制を導入。そしてどうなったかというと、「意外とできるじゃん」ということ。紙を多く扱う仕事なので不便な部分もあるけど、なんとかなる。というか、なんとかしてもらった。必要なことはこちらでカバーしていけばいい。通勤時間をかけて出社するという不便から開放されたのはいいと思う。

仕事が「見える化」した

社員がテレワークとなると経営者である僕らは、社員の仕事を今まで以上に管理していかなくてはならない。今までは会社にいたから、なんとなくわかっていたけど、その「なんとなく」ではなんとかならない。すべてを見ていくと、不必要なことも多々出てくる。これを機に無駄を省きスリム化していっている。そして何をしていくべきかを明確に伝えていく。対面でのコミュニケーションができないから、電話、オンライン会議システムなどを使ってこまめに連絡。そこがちょっと大変だけど、それがお互いの安心に繋がる。

ある意味、仕事が楽しくなった

これまでは仕事の全体を見ていたが、社員が会社に来ないから会社での仕事をすべてやることになった。電話対応、商品の発送、備品の管理、掃除、などなどいろんなことをやり始めた。そうすると知らなかったことに気づいたり、改善することなどたくさん出てくる。仕事のやり方も変えたり、新たな販促方法を思いついたり、やりたいことだらけ。しかし問題が一つ。「時間が足りない」ということ。あっという間に毎日が過ぎ去っていく。それはそれで充実しているからいいんだろうけど、時間のやりくりは工夫が必要そうだ。

SNSから離れた

あれほどやっていたSNS。しかし、「これは本当にやる必要があるのか?」と疑問を抱いてからは、やらなくなった。まったくやらなくなったわけではないけど、見る程度。仕事としての発信はしているけど、個人の発信はほぼゼロ。それで問題はあるのかといえば、なにもない。むしろメリットのほうが多い。今までは自宅にいてもスマホを眺めていた。それは「SNSをやらなきゃ」という強迫観念からだったのかもしれない。自宅では見ないことにしている。そうするとどうなったかというと、気持ちが楽になった。余計な情報が入ってこない分、心に余裕ができたのかもしれない。

他にもあるけど、今日はいったんここまで。

まだまだ大変な状況は続くけど、この間にいろいろな気付きがあったことは確か。通常だったらわからないことに気付いたし、大事なことはなんなのかがよくわかった。大変なのはみんな一緒。それを環境のせいにせず、自ら変わっていき良くしていこう。